歯の機能を蘇らせるインプラント治療
インプラントにはもともと医学用語で「植立する」という意味があります。失われた歯の場所に歯根の代わりになる人工の歯根（インプラント）を埋め込み、その上に人工の歯を取り付ける治療法を「インプラント治療」といいます。
インプラント
移植とインプラントの違い
最近話題になっている心臓移植や肝臓移植は、ドナーという臓器提供者がいて初めて成り立つものです。それを医学用語でトランスプラント（移植）と言います。
一方インプラントは生体にとって無刺激、無毒で、体に適応しやすい性質（生体親和性）の人工的なものを使います。例えば、人工腎臓や人工関節などがそれにあたります。
歯科インプラントは、歯の根の代わりをする金属（チタン）などの人工材料を利用しています。
インプラント治療と従来の治療の違い
従来の治療
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失った歯の両側の健康な歯を削ってブリッジを取り付けます。
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入れ歯は慣れるのに時間がかかり、支えている健康な歯と歯茎にも負担が大きくなります。
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総入れ歯では部分入れ歯以上に不安定で噛むのに苦労し、発音もしにくくなります。
インプラント治療
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抜けた所へインプラントを埋め込み、人工の歯を取り付けます。見た目にも自然です。
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入れ歯と違って金具が見えず天然の歯のように噛むことができます。残った歯にも負担をかけません。
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インプラントを数本埋め込み、入れ歯を固定します。天然の歯のように食事が楽しめます。
治療の流れ
01.診療と治療計画
失われた歯の数や今ある歯がどんな状態か、骨格や骨の硬さ、大きさなどをレントゲンで確認します。その上で治療法や料金、通院期間などの治療計画を立てていきます。最終的には患者様の同意を得た上で治療をスタートさせます。
02.手術（1回法）
埋め込む場所のみ歯肉を切除し、歯の土台となるインプラント（人工歯根）を埋め込みます。局所麻酔が使われるので痛みはほとんどありませんが、不安な方のために様々な麻酔法をご用意しています。
02.手術（2回法）
1回法ではインプラントの上部が粘膜の上に露出しますが、2回法の場合はインプラントを埋めた後、その上を粘膜で完全に覆います。歯茎を完全に閉じるため感染の危険性が減ります。
※基本的には1回法で進めますが、ケースバイケースで骨が少ない方などの場合は2回法で進めることもあります。
03.定着期間
手術後、インプラントと骨がしっかり結合するまで約3～6ヶ月の期間を空けます。この間に仮の歯を使用できる場合もあります。
04.アバットメント装着（1回法）
露出しているインプラントの頭に人工の歯との連結部分であるアバットメントを装着します。2回法と比べると身体への負担が少なく、治療期間も短くてすみます。
04.アバットメント装着（2回法）
歯肉を切除して埋め込んだインプラントの頭を出し、人工の歯との連結部分であるアバットメントを装着します。
05.人工歯の装着
歯茎が治ったら歯型をとり、形や色、歯並びを確認しながら人工歯を作ります。2次手術から1～6週間後に人工歯をかぶせて完了です。
インプラント治療Q&A
- 痛くないですか？
- 手術は麻酔をして行うので、痛みはほとんどありません。
- 身体に影響はありませんか？
- 顎の中で積極的に骨と結合しようとする生体活性材料のチタンを使用しているので、身体には全く影響ありません。
- 年齢制限はありますか？
- 体調に問題がなければ、若い人から高齢の方まで治療は受けられます。
- どれくらいもちますか？
- 定期的なメンテナンスをしっかり受ければ生涯もたせる事も可能です。もちろん個人差があるので一概には言えません。
- 保険は使えますか？
- 保険は使えません。今のところ、自費扱いになっています。
鳩ケ谷駅より徒歩4分
駐車場：3台完備
